退屈なチャンスを。

アイドルヲタク兼社会人の推しごとについて。Twitter:@927chan

一日のうちに香取慎吾と稲垣吾郎に会った話。【ギャラクシー街道初日舞台挨拶&No9~不滅の旋律~レポ】


昨日10/24(土)は、きっと2015年で一番幸せな一日だったに違いない…!

香取慎吾主演映画「ギャラクシー街道」初日舞台挨拶と、稲垣吾郎主演舞台「No.9~不滅の旋律~」両方行って来ました。脳が忙しすぎて昨日はなんだか何も考えられなかったので、今日になってやっと幸せが溢れるほど込み上げてきています。溢れすぎて電車のなかで一人でにやにやしてしまいます。ヤバい人です。でもしょうがない、それくらいの多幸感がありました。

二人に会うのは年明けのコンサート「Mr.S」名古屋公演以来。あの日、自担である香取慎吾の魅力はもちろん、間近で見た稲垣吾郎さんの圧倒的紳士なカッコ良さに心を撃ち抜かれてからはや10ヶ月。2006年からコンサートを2年に1回周期でしか開催しなくなって、ファンがSMAPに会える機会はどんどん少なくなって。そんななかやっと会えた二人でした。

まず思ったのは、SMAPでいるときとの違いについて。今回は二人ともSMAPとしての仕事ではなく個人仕事の現場だったので、一人の役者さんとしての香取慎吾稲垣吾郎に会えたわけなのですが、これがまた私にとってははじめての経験でとても新鮮でした。普段お兄ちゃんたちに甘えながら自由にしている慎吾くんや、優しい笑みをたたえながら穏やかにバランサーをしている吾郎ちゃんや、そういう私のイメージの中の二人ではなかったのです。

慎吾くんは当たり前だけどとってもしっかりしてて、主演として場を盛り上げ、他の出演者に気を配り、その姿は本当に仕事人というか堂々としたものでした。慎吾くんのファンを長くやっているとたまに感じるのですが、慎吾くんはSMAPの中にいると自分が一番になることをしないんですよね。「SMAPで一番は俺じゃない、だから俺はグループの飛び道具になる」というか。これは本人が以前欽ちゃんの番組でも語ってたけど、グループに木村拓哉という圧倒的存在がいることで一番である必要はなかった(一番にはなれなかったという見方もある)。そういう慎吾くんのSMAPとしての生き方が私は好きだし、尊敬もしている。

だけど、SMAPの外に出るとそうもいってられないわけで、実際慎吾くんは個人仕事になるといつも隠している主演能力を発揮してくれるんですよね。今回はそれを生で見ることができてとてもとても嬉しかったんです。

これはもしかしたら、木村拓哉ファンの人にとっては当たり前のことで、だからこそつとぷでいるときの木村拓哉の可愛さがファンにとっては嬉しいことなのかな、なんて思いました。

そしてごろちゃん!正直ごろちゃんの魅力今まで全然わかってなかったと思って反省したよ…!(Mr.Sのときも全く同じこと思った)No.9自体の脚本や演出がとても良かったというのも大きいけど、やはり主演役者としての稲垣吾郎さんが素敵すぎて。

まず登場からすごく声が低いんです。それにびっくりした。出だしから完全にベートーヴェンだった。いつもの優しい笑顔のごろちゃんはそこにはいなくて、傲慢さと狂気に満ち過去に傷を負いながら懸命に生きるベートーヴェンだった。それにとても感動してしまって、もう一瞬で心持っていかれてしまいました。(ここまできて、私実はごろちゃんが演技をしている作品を全然見てないことに気づいた)

すごく失礼を承知で言うと、今までごろちゃんは「他のメンバーに比べてスケジュールが押さえやすいから」色んなドラマや映画に主演ではなく助演として呼ばれるんだと思っていて(現在SMAPの他のメンバーでドラマや映画に主演以外の形で出る人はほぼいない)舞台も年一回のペースでしているんだと思っていた。でもそうじゃなくて、圧倒的オーラと演技力を兼ね備えてるから引く手あまたなんだ、ということを今更ながらに知ってしまってもう震えが止まらないわけです。正直今までスマンカッタすぎる。

でも私のような人が世の中にはまだいると思うので、そういう人のために私は声を大にして言いたい。稲垣吾郎素晴らしいと!!この舞台は今日で千秋楽なので、次回また舞台があるときは絶対行きたいな。それぐらい素晴らしかったです。あ、でも最後カーテンコールのときに逆サイドにはけようとする大島優子ちゃんの手を引っ張って慌ててるところとかごろちゃん全開ですごく良かったです。最後にヒロくん(観に来られていたようです)にファンサするところとかも。ごろちゃんの作り込んでいない、潜在的なアイドル力の高さはSMAPで一番だと思っているので、そういうところも含めていろんな顔をもつごろちゃんを好きな稲垣吾郎ファンの方は、とても楽しいだろうなーなんて感じた一日でした。


もうかれこれ20年近くSMAPを追いかけているのに、まだまだ知らない魅力を持っている彼らをずっと応援していこうと思います。