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ジャニヲタが防振じゃない、ちょっといい双眼鏡を買ったレポ【アリーナコンサートにもおすすめ・うちわ視認性編】

前々回の記事。

前回の記事。

ビクセンの「アトレックⅡ 10×32」を購入してはや1ヶ月。前回はドームコンサートにて華々しいデビューを飾った双眼鏡についての称賛記事を書きましたが、今日もほぼほぼ同じ内容の記事です。笑

1月は年始からジャニーズWESTのコンサート「なうぇすと」横浜アリーナ公演に入ったので、その席での双眼鏡使用感レポをしたいと思います。ドームで大活躍した双眼鏡、果たして横アリではどうだったのか!?包み隠さず書いていきます。

まず、横浜アリーナは座席が大きく3つに分かれています。

・センター席(普通の会場でいうアリーナ)

・アリーナ席(普通の会場でいう1階スタンド)

・スタンド席(普通の会場でいう2階スタンド)

今回ありがたいことに全ての席で参戦できたので、それぞれの席から双眼鏡を使ってコンサートがどう見えたかを書いていきたいと思います。

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そして、今回実は初めて自担団扇なるものを作って参戦してみました。この団扇の視認性やファンサのもらい具合なども席によって比較していきたいと思います!

 

☆センター席の場合☆

 

ここはいわゆるアリーナなので、まあ双眼鏡はなくてもいいかな…と思っていたのですが、アリーナこそ双眼鏡が重要でした。何故なら埋もれるから!

アリーナはスタンドと違って段差がないため、前後に背が高い人がいると自らが人の波に埋もれてしまってステージや自担が見えないことが多々あります。私はそんなに背が低い方ではありませんが、それでも角度によって見えないことも多々あります。

でも!いい双眼鏡なら!埋もれの隙間からでも!自担を見つけられる!ありがたい…!

あと、私が入ったセンター席はセンターステージの近くだったのですが、横アリのセンター席くらい近いともはやセンステにいる自担のことは何でも見えます。衣装の細かな模様も産毛もワキ毛も汗も。やばい。なんだこれ。やばい…(失う語彙力と理性)

もはやマルチアングルBlu-rayですよ。今この双眼鏡を通して見えるもの全部録画したい。しかし録画はできないので脳内HDDをフル活用。ちなみにセンステの時は倍率10倍のアトレックちゃんだど上半身がギリギリ入るかなくらいだったので、ダンスが見たい人はちょっと倍率が高すぎるかもしれません。

あと双眼鏡越しの自担が近すぎて時々照れたりする(?)し、他のメンバーがめっちゃカッコいい顔で不意に視界に入ってきたりして心奪われたりするので、自担ロックオン型の方は自担を視界から見失わないように頑張ってください。時々近すぎるな…!と思って双眼鏡外したら普通に思ってたより近くにいたりしてびっくりすることもある。センター最高。

ちなみにセンター席だと、双眼鏡なしでも向こうからこちらが見えてるな…と感じることが多々ありました。だから団扇は積極的に出した方がいいかもしれません。自担がファンサをくれるタイプでなくても、「あなたを応援している人が一人ここにいるよ…!」ということを伝えることがファンとしては大切な心構えだと思いました。

ただ私は自担以外の子から突然ファンサをいただいて魂持っていかれてしまいました。全身真っ赤の私にも優しいメンバーありがとうね…!素敵すぎたよ…!

 

☆アリーナ席の場合☆

 

いわゆるスタンド1階。双眼鏡が捗る席です。今回私が入ったアリーナ席はメインステージのステージサイドが多く、ステサイだとまあ捗りますね双眼鏡。

アリーナ席は場所によってステージへの近さと高さがだいぶ違うので一概には言えませんが、普段ドームコンが多い私からすると、横アリくらいのキャパだと「えっ双眼鏡を使えば最前じゃん…!」くらいの見応えにはなります。表情はほぼ確認できますし、まだ7人入りきらないときもありました。

特に外周リフターに乗ってくれると近い近い!そうすると双眼鏡だとほぼ顔しか見てないくらいにはなりますね。本当に双眼鏡ってありがたい…!

あとアリーナ席からは、「双眼鏡越しに見た方が明るい」と感じる場面が多々ありました。暗転したときや青い光に包まれているときなどは、肉眼で見るよりも双眼鏡で見た方が暗闇で自担が何をやっているのか分かります。なんでなんだろう。

ちなみに団扇についてですが、ここは前列と後列でだいぶ視認性が変わるなーという印象です。

前列は向こうからもかなり見えてるなと感じました。外周に回ってきたときに結構手を振ってもらえます。特に印象的だったのはリフターで上がってきたときの照史くんのファンサ具合。

全部のファンサに二往復くらいしてて、ちゃんと「君にやったんだよ!」ということが分かるようにコミュニケーションを取っていた。凄すぎる。

でも正直後列だとリフターで上がってこないとあんまり団扇は見えてないんじゃないかな。なので後列の時は団扇よりペンライト重視でとにかく楽しく踊ってました!会場の盛り上がりが見えるのも、きっとメンバーにとっては嬉しいですよね。

 

☆スタンド席の場合☆

 

上段スタンドにあたる横アリのスタンド席ですが、やはり普段ドーム慣れしてる私からしたらかなり近くて全然神席でした。体感的には東京ドーム1階スタンド中段くらいと同じくらいかなー。

この距離だと双眼鏡はもはや手離せません。表情は肉眼ではほぼ分からない(重岡くんが笑ってるのはかろうじて分かるときもあるくらい)ので、ずっと双眼鏡とお友達です。スタンド席からだと、双眼鏡で覗いたら7人全員が視野に収まるくらいかな。そして双眼鏡で覗いた方がやや明るいけど、暗転しちゃうと何してるかスタンド席からだと分からないですね。悔しい。

しかしジャニーズ若手グループは、スタンドトロッコという素晴らしき文化があるので、このときだけは本当にハイタッチできるくらいの距離で来てくれるんですね!すごい。(自分から彼らに手を伸ばすことはないけど)

私は今回の公演スタンド8列目とスタンド席の中でも後列だったのですが、スタンド8列目はちょうどトロッコに乗っている彼らと目線の高さが同じになるので何回か魂が飛びそうになりました。ぶっちゃけこのスタトロが本人達との近さでいったら一番なのですね…そりゃ若い子この席探すわ…!と思いました。でもその一瞬以外はやっぱり遠いので、どの席でもお客さんが楽しめるようにしてくれているその気持ちがありがたいですね。

ちなみに団扇はMC中くらいしか見えないんじゃないでしょうか。会場が明るいときは見えると思うけど、ファンサしてる余裕はないですもんね。ただスタトロのときは本当に最前になるので、気持ちを伝えるために持っていくのが良いと思いました!

 Vixen 双眼鏡 アトレックIIシリーズ アトレックIIHR10×32WP 14724-3

 

Vixen 双眼鏡 アトレックIIシリーズ アトレックIIHR10×32WP 14724-3

 

 

横アリでの使用感はこんな感じでしょうか。普段ドームコンに慣れている私からすると、横アリは本当にどこでも神席!それに双眼鏡もあるんだからもはや間違いない…!みたいな気持ちになりました。

ちなみに私は自担ロックオン派なので、横アリでの10倍が一番気持ちいい視野角かなという感想です。ドームだとやっぱりもっと倍率欲しいな。みんなをまんべんなく見たい!という人はアリーナクラスの会場なら断然8倍だと思います。で明るいやつ。明るさは視界の精度を上げます。

 

↓ここからは最近の双眼鏡知識で得た雑感です

 

明るさと倍率について調べていたら、他にもこの双眼鏡いいなーというものをいくつも見つけましたが、私がどうしてもネックだなーと思うのは重さ。

アトレックちゃんは重さ390gなのですが、その前の双眼鏡が265gだったので正直ずっと持ち続けるのは重いなと思ってしまいます。あとアトレックちゃんは防水機能がついている関係で表面がラバータイプなので、他のものと比べて持ち心地が違うので少し武骨な感じで心なしか重さを増してるような気がします。私は野外のコンサートにはそんなに行かないので、防水機能は正直なくても良かったかもしれないです。

双眼鏡は倍率×対物レンズの大きさ(=明るさ)によってほぼ性能の良し悪しが変わりますが、この数字が大きくなればなるほど重くなります。特に対物レンズの大きさはかなり重さに影響を与えます。アトレックちゃんは10×32なのですが、これより倍率を下げても対物レンズが大きくなると重さが600g超えてきたりするんですよね…ジャニヲタ先輩方のblogを拝見すると、重さと疲れ軽減のためにストラップを付け替えたり、皆様様々な工夫をされていました。が、実際に使用するときは肘から上を上げた状態で目の高さに固定した状態をキープしなければいけないので、最終的に頼りになるのは己の腕の力なんですよね。となるとやはり双眼鏡を軽くするか、腕を鍛えるかのどちらかがベターなんじゃないかなと思います。私は今から双眼鏡の重さを変えられないので、腕を鍛えようと思い始めました。←

ただ重い双眼鏡は抜群に明るい。明るさ=双眼鏡内の映像の鮮明さなので、明るさも捨てがたい…!舞台観劇がメインでずっと座っていられるような方は重くても性能を取った方が良いような気もします。

 

あと、双眼鏡はレンズの良し悪しによって価格が違います。例えばニコンのこちらはビクセンとほぼ同スペックですが、実視界が少し広くて少し明るく、少し重いです。値段は1万円ほどこちらのが高いです。

 

Nikon 双眼鏡 モナーク7 10×30 ダハプリズム式 10倍30口径 MONARCH 7 10X30
 

 

また、こちらは少しスペックが落ちるのもののだいぶ軽くて、アトレックちゃんと比べると1万円ほど安いです。明るいところでの視界はそんなに変わらないような気がしましたが、暗いところではどうなのかなー。

 

Kenko 双眼鏡 ultraVIEW M 10x25FMC 10倍 レッド UVM1025RD

Kenko 双眼鏡 ultraVIEW M 10x25FMC 10倍 レッド UVM1025RD

 

 

同じ倍率、同じ対物レンズでもレンズが良ければ、見やすさは上がるかなと思いました。ただ値段も上がるので、そこは予算と検討しつつお気に入りの双眼鏡を探すといいんじゃないかなと思いました。

そして私が重視した「見掛け視界」について。このあたりがもう少し詳しく知りたかったので、後日家電量販店に行っていろんな双眼鏡を片っ端から覗いて参りました。もう買わないのに。笑

それで気付いたのですが、お値打ち価格の双眼鏡は自分の目の側のレンズ(接眼レンズ)にカバー?がかかっていて、そもそも覗くことができる部分がとても狭いんです。これがどうやら見掛け視界に関係があるみたいなんですよね。明るさのことを考えて対物レンズ側にばかり意識がいってしまっていましたが、接眼レンズ側もぜひ確認してみてください。

 

長くなりましたが、3回に渡った双眼鏡レポはこれでおしまいです。全てをお読みいただいた皆様、ありがとうございました!双眼鏡を使って、少しでもあなたと自担との現場ライフが楽しくなりますように!